前回からの続きです。
同窓会館の事務局室で見つけた「加高女校歌作詞者について」というファイル。
綴られている資料を見たところ、加高女校歌の作詞者は森山キクと認める。とある書類に、森山キクさんがどんな方であったか、学友に問い合わせた時の記録などが残っていました。
どうやら創立100周年記念の際、当時の担当が各所に問い合わせた記録をファイルしたものだったようです。
そしてそのファイルの中には、森山キクさんが作詞した1番から3番までの歌詞があったのです!
せっかくなので、こちらに紹介させていただきますね。
在学中に作詞をしたとのことで、まだ10代の少女が書き綴ったとは思えない美しい言葉の数々に驚くことしかできません。どんな感性をお持ちになられた女性だったのか、そんな素敵な女性がなぜに早世されなければいけなかったのか、時代とは言え胸が締め付けられます。
思わぬ問い合わせから、加高女の歌詞の謎を探ることができた一連の出来事。
改めて、加治木高校の歴史に触れることができ、また一つ学びを得ることができました。
問い合わせくださった森山市子さん、素敵な機会をいただきましてありがとうございました!